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DAY169 コンゴ共和国を旅する③「コンゴ共和国の首都 ブラザビル Part2」-アフリカ2番目の大河『コンゴ川』と平和の象徴『サプール』-

2020年3月1日、天気晴れ。

コンゴ共和国の首都 ブラザビル

今日から3月!日本はいよいよ年度末ということで学校も1年の終わりに向けて忙しくなる時期です。が、今年はコロナウィルスへの日本政府の対応ということで3月いっぱい学校が休校という異例の事態に。アフリカの地でこのニュースを知りいろいろと不安を覚えた次第です。一日も早くこの世界的な問題が解決することを願ってやみません。アフリカ旅-第4章-も残すところあと一ヶ月となりました。まずは自分自身の健康をしっかり維持(いじ)することを常に心がけて旅を続けたいと思います。さぁ、今日もコンゴ共和国の首都ブラザビルを歩き回ります!

コンゴ共和国のバス事情

ですがその前に明日に向けて動いておくことに!コンゴ共和国の旅の後半は西の海沿いの街「ポワントノワール」へと足を運ぼうと考えています。なので、その移動手段を確認しておきたいと思い、宿のお兄さんに質問をしました。やはり英語だとなかなか意思疎通(そつう)が難しいですが、なんとか私の意を汲み(くみ)取ってくれたお兄さん。

「いっしょに行くから待ってて!」

そう言って夜勤の仕事を終えて私をバス乗り場まで案内してくれたのでした。

やってきたのは「OCEAN DU NORD」というバス会社です。ここからポワントノワール行きのバスが出ていました。朝6時集合で6時半には出発という非常に朝早いバスだったので、事前に来て正解です!チケットもバッチリ発行してくれたのでこれで明日はもう安心。料金は15000セーファーフラン(約2700円)です。ちなみに、先日北の街「オエッソ」で乗ることのできなかった首都行きのバスもコチラの会社のバスでした。コンゴ共和国の長距離バス移動は早朝出発!これを覚えておけばこの国の移動はもう制したも同然です。

ということで宿のお兄さん、ヴァネルさんのおかげでチケットがゲットできまして、これで今日はもう気楽に首都散策ができるぞ〜と思っていると、彼がオススメの観光スポットを案内してくれるようなことを言ってきました。…いつもだったらあとでお金を要求されるんだろうなぁという懐疑心をもってしまい断るところですが、ヴァネルさんには人を安心させるオーラがあるんです。言葉にできませんが、彼は信頼できる!と直感で感じたのでお願いすることにしました。

街を行き交うミニバスは行き先や料金設定がわからないので旅をしている中でもなかなか利用しづらい交通手段の一つです。フランス語圏の国なら質問しても私が理解できないのでなおさらです。が、心強いヴァネルさんがいるのでサッと乗車!そして乗ってみるとこれがまぁ便利でビックリ!!なんと長い距離でも150セーファーフラン(約30円)で利用することができるんです。もちろん歩くのも私は好きですが、バスで街をゆっくり走るのもこれまた楽しいもの!

やってきたのはブラザビルから西へ10kmほど進んだ場所です。ちょっと緑が濃くなり雰囲気(ふんいき)が変わったこのエリアに現れたのは

小さな石橋です。「Vieux Pond du Djoué」というこの橋から見えるのが

ものすごい水量が流れるジュー川(Djoué)です。これが見た目も音も本当にかなりの迫力(はくりょく)!こんなすごい川が一体どこへ流れているのか?と遠くの方に目をやるとそこには大河が!!

その大河をもっと間近で見るべくヴァネルさんが連れてきてくれたポイントはおそらくガイドブックには載(の)っていないであろうブラザビルの観光スポットです!細い路地を進んだところにはちゃんと案内表示があるんですが、まず旅行者だけでここを見つけることはないだろうなぁと。「LES RAPIDES」。日本語だと「急流」と訳されるその文字に導かれるように先へと進むと

大きな川が見えてきました!その名も「コンゴ川」です!!

コンゴ川

コンゴ川は、中部アフリカのコンゴ盆地を蛇行しながら流れ、大西洋に至るアフリカ大陸2番目の長さ(4,700km)を誇る河川である。コンゴ川の名はコンゴ王国に因む。【Wikipediaより】

アフリカ大陸2番目の長さ!というスケールは写真ではなかなか伝わらないのが残念ですが、写真に全てをおさめるのはまず不可能なこの川。アフリカ8ヶ国を跨ぐ(またぐ)大きな川です。そしてその対岸に見えるのはお隣(となり)の国「コンゴ民主共和国」!バッチリとその姿が視界に入ります。

こんな急流ですがこの川もまた地元の人にとっては大切な生活用水になります。洗濯(せんたく)をする人や、なんと泳ぐ人たちも!川があるからそこに人の暮らしが生まれます。このコンゴ川によって築き(きずき)上げられたのがコンゴ共和国とコンゴ民主共和国なんだろうなぁと。

そんなコンゴ川の急流スポットの側(そば)にはオシャレなレストランが!

雄大(ゆうだい)なコンゴ川を眺め(ながめ)ながら、ヴァネルさんと昼からビールで乾杯(かんぱい)です。天気が良いのでまぁ暑いわけですが、川沿いで飲むビールはまた格別(かくべつ)!しばしのんびりするのでした。

休憩(きゅうけい)後はまた乗り合いタクシーで少し移動して川沿いのキレイな舗装(ほそう)道路を散歩することに。

なんとこんな立派な橋が突然(とつぜん)現れるんです!1960年8月15日の独立記念日を記念して造られたこの橋を歩いている時も常に川の向こうに見えるのは

コンゴ民主共和国!その距離を地図で調べるとわずか6kmほどしか離れていないというのが驚きです。そしてそのコンゴ民主共和国の中でもこのコンゴ川に面しているのは首都の「キンシャサ」になります。ビル群がチラホラ見えるのは首都だからこそ!そして私が今立っているのはコンゴ共和国の首都ブラザビルです。この川を挟んで首都同士が隣り(となり)合っているというのは世界でもここだけ!よくよく考えてもかなり面白いシチュエーションです。

そしてここでヴァネルさんとはお別れ!朝からブラザビルのオススメスポットを案内してくれました。彼がいなかったら絶対に出会えない景色があったなと!やはり人との縁が自分の世界を広げるんだなぁと感じました。メルシー!!

さぁ、ここからはまた一人で街を散策です。そして実は昨日からずっとコンゴ共和国の首都ブラザビルを歩く中で期待していたことがありました。それが、このブラザビルにいるオシャレなファッションに身を包む(つつむ)「サプール」と呼ばれる人たちに出会うことでした。

サプール

サップSAPE)は、コンゴ共和国およびコンゴ民主共和国においてみられるファッションの一種である。サップを楽しむ人々はサペー、またはサプールSapeur)と呼ばれる。SAPEとはフランス語のSociété des ambianceurs et des personnes élégantesの頭文字をとったもので、一年中気温30度を越す常夏の両コンゴにおいて1950年代から1960年代のパリ紳士の盛装に身を包み、街中を闊歩するスタイルのことである。高級ブランドのスーツに身を包み、帽子と葉巻やパイプ、ステッキなどの小道具とともに街を練り歩く。タキシードにシルクハットなどという装いのものもいる。中にはタータンキルトを着用する者もいる。(中略)。サプールたちの中には貧しいものも多いが、彼らは月収の数か月分する1着のブランドスーツを買い込み、街を闊歩する。(後略)。【Wikipediaより】

ブラザビルの「バコンゴ(Bacongo)」というエリアにいるという話を聞いたので昨日も足を運びました。が、それらしい人には会えず。まぁそもそもかなりオシャレな男性をたくさん見かけるコンゴ共和国なので、どなたがサプールかを見分けることができません。なので勇気を出して「あなたがサプールですか?」と聞くとステキに笑ってサッと二本指でヨッ!の仕草で返してくれる方が!!サプールの皆さんは見た目も、そして対応もすごくカッコイイんです!スーツにハットやサングラスでバッチリ決まったその姿はもうモデル!!なので是非写真を!!

「THE SAPEUR」茶野邦雄さんの写真集より

と思ったのですが、3人ほどサプールの方に出会いましたが写真は丁寧(ていねい)に断られてしまいました。まぁ正直に残念でした。なんせカッコよかったので。ですが、彼らのファッションが写真に撮(と)られるためのものではないんだなと。平和への願いが込められたサップというファッションを着こなす彼らの信念を感じました。写真はサプールの写真家である茶野邦雄さんの有名な一枚を載せさせていただきました。いやー、カッコイイ!!

レストランMami Wata」

サプールの方にも実際に会うことができてもう大満足な本日。ちなみに、写真集のようにどこにでもたくさんいるわけではありません。会いに行く!というよりも、街中でふと出会う!くらいに期待していた方がいいのかもしれないなと思います。ということでブラザビルを動き回って最後にやって来たのはこちらのレストラン「Mami Wata」です。どんな場所なのかなぁと思い中に入ると

高級感しかない超オシャレなレストランにビビります。が、たまの贅沢(ぜいたく)も必要だ〜ということでコンゴ川が一望できる席に案内してもらいました。メニューを見てもその値段にウォー!となりますが、たまにはね。そしてお店の方のオススメということでオーダーしたのが

コチラ!見た目がオシャレ過ぎて伝わりづらいですが、これがコンゴ共和国の「サカサカ」と呼ばれる郷土料理になります。この緑の葉を炒(いた)めたものがサカサカです。そしてこれがもうここ最近かなりの頻度(ひんど)で登場している西アフリカの主食のイモ「キャッサバ」の葉になります!コンゴ共和国ではこのキャッサバはNo.1国民食と言っても過言ではありませんね。ココはオシャレなレストランなのでこんな美しい盛り付けですが、ローカルレストランでも食べることができるコンゴ共和国のソウルフードのようです。塩気がとてもきいていて魚とものすごく合う味でした!

ちなみに!カメルーンの郷土料理を紹介していなかったのでここで!!サカサカと非常に似ていますが、こちらはキャッサバではなくほうれん草などの野菜を細かく刻(きざ)んで同じように炒めた「ンドレ」という料理になります。これだけでも野菜の味と塩気があって十分箸(はし)ならぬフォークが進むのですが、ソースとして肉や魚といっしょに食べるとこれまた最高に美味しいンドレでした。ちなみに上のクルクルした謎(なぞ)の付け合わせはまたまたキャッサバです!

ということで今日も首都ブラザビルを満喫(まんきつ)しました。帰りは一人で乗り合いバスに乗車。ヴァネルさんのおかげで自信をもって利用することができるようになりました。こういう自身の小さな成長や変化を実感できる瞬間(しゅんかん)が旅の楽しみの一つでもあります。

沈む(しずむ)夕陽がとってもキレイだなぁと思いながら宿へと歩いていると

道路の反対にオシャレな男性を発見!あの人もサプールかな?コンゴ共和国は今日もたくさんの愛で溢(あふ)れていました!

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。