ナミビアを旅する⑭ 観光地「スワコプムント」Part4〜世界最大級のオットセイ保護区&1000年生きる植物ウェルウィッチア〜

2021年6月4日、天気晴れ。

スワコプムント滞在も今日で4日目。初日以外毎日朝からとっても良い気候に恵まれています。過去にこの街に来た際の天気を思い出すと本当にこればかりは運なんだなぁということがよくわかります。今日も朝から海沿いをウォーキングです。

スワコップムンドの歩き方

この街の魅力の一つはこの大西洋なわけですが、その海の青が映えるのは手入れをされた美しい緑があるからこそ!

南国を感じさせるヤシノキが並ぶ海岸沿い。

そこに緑の絨毯(じゅうたん)のように広がるキレイな芝生。

朝から晩までスプリンクラーが動いて水やりをしています。海沿いとはいえここは立派な乾燥地帯。この景色を保つためにやはり水は当然必要です。

そしてこのスプリンクラーは一ヶ所ずつ役場の方が動かしています。水撒(ま)きが終わったらホースを持ってまた次の場所へ。こういう人たちがいるからこその美しい景観なんですよね。

海の青さと美しさも役場の人たちの努力によって守られています。

こんなかわいいゴミ箱もあります。人気の観光地の背景にはこのようなキレイなまちづくりのための取り組みがあるということに改めて気付かされました。

そんなスワコップムンドの海沿いがMoleというビーチの反対側にあるポイントから一望できます。

Moleから見る海に伸びる桟橋Jetty。美しくも力強い木製の橋はやはり存在感があります。

カフェ「Café Anton

そんな海沿いの空気を少し高いところから感じられるカフェがこちらのCafé Anton。2階と3階はホテルになっていて部屋からは海が見えるんだろうなぁと想像することができます。

カフェがある1階からはこんな感じです。ここからでも海の雰囲気をなんとなく感じられます。

そんなカフェアントンのコーヒーを飲みながら、今日もスワコプムント周辺の観光地を紹介していきたいと思います。本日のテーマは『生き物』です!

ケープクロス

ナミビア西部、大西洋に面する岬。スケルトンコーストの南部に位置する。15世紀後半にポルトガルの航海者ディアゴ=チャオがヨーロッパ人として初めてナミビアに上陸した地として知られる。ミナミアフリカオットセイの群棲地。

【コトバンクより】

スワコプムントから北に130kmほど海沿いをまっすぐ進んだ所に位置するケープクロス。ここにはこの地がポルトガルのものであるという証として建てられた石の十字架があります。その後のヨーロッパによるアフリカ大陸の植民地化の先駆けとも言えるこの地は歴史的にも重要な意味をもつ場所です。しかし現在はその歴史的価値に加えもう一つ、あるものでこの場所は非常に有名なスポットとなっています。そのあるものは到着するとすぐに視界に入ります。なぜなら

世界最大級のオットセイ保護区

駐車場がこの状態です。ここケープクロスは世界最大級のオットセイの保護区として知られています。世界最大の名に偽りはなく、その数にひたすら圧倒させられます。ここにも、あそこにも、あっちにも!

見渡す限りオットセイです。なんと繁殖期には20万頭を超えるとか。ちなみにこの写真は3月に撮影したものですが、繁殖期ではございません!

そしてすごいのは数だけではないんです。ニオイ!!オットセイにとってニオイは互いを認識し合うための重要なもので、そのためすーーーごいニオイがします!!臭い(くさい)を通り越した激臭にもはや感激を覚えるレベル。服や髪の毛にもニオイがつくので覚悟が必要です。

さらにその鳴き声もすごい!!もうワイワイガヤガヤお祭り状態です。ある子はゴロンと寝転んでるし、ある子たちは喧嘩(けんか)なのかじゃれてるのかわからない感じにちょっかいを出し合ってるし。とってもカオスなケープクロスのオットセイの世界です。

さぁ海の動物の次はナミビアと言えば!という植物です。

ウェルウィッチア

ウェルウィッチアはグネツム綱に属する裸子植物である。ウェルウィッチア科に分類され、この科の現生種は本種のみである。アフリカのアンゴラ及びナミビアのナミブ砂漠に分布する。1対のみの葉を伸ばし続ける特異な形態を持つ。寿命は非常に長い。和名はサバクオモト(砂漠万年青)やキソウテンガイ(奇想天外)。”生きている化石”とされることもある。個体の寿命の計測は難しいが、1000年以上生きると考えられる。いくつかの個体は2000歳を超えている可能性もある。

【Wikipediaより】

このウェルウィッチアはナミビアの国章にも描かれているこの国の象徴的な植物になります。スワコプムントから砂漠方面へと車を走らせるとWelwitchiaの文字が書かれた看板が。昨日紹介したムーンランズケープからさらに砂漠の奥の方へ進んでいくとそこに突如現れるウェルウィッチア。

この植物はなんと葉が10cm成長するのに100年かかるというとんでもない植物です。ガイドさんに「これは何歳?」と聞くと、800年とか1500年という答えが返ってくるのがなんとも不思議でした。上には伸びず横に横に成長していきます。

この植物はナミビアの学校の理科の学習内容に含まれていて、そのものすごーく長い根っこがカラカラの大地でも生きていける秘密になっているということを子どもたちは学習します。こちらもガイドさんの話を聞いていると、まだまだ謎な部分がある様子でした。

発芽までいったいどのくらいの日数がかかるのか種を使って実験したいなぁと理科心をくすぐられる植物です。

ちなみに2019年ラグビーワールドカップ日本大会にも出場したナミビア代表。彼らの愛称は「ウェルウィッチアズ」と言います。そしてそのウェルウィッチア。実は日本でも見ることができるんです!!

東京の渋谷にある「渋谷区ふれあい植物センター」に小さなウェルウィッチアの鉢があります!!コレを見つけた時の私の興奮具合はもうハンパなかったです。現在はコロナの影響で臨時休業中ですが、再開の際は是非見に行っていただけたらと思います。(写真データが現在手元に無いため後日アップします)

2017年3月4日 撮影

以上、ナミビアの二大珍百景をご紹介しました。どちらも迫力満点で一度目にすると強烈な印象が残る命を感じる絶景です!写真はケープクロスに一番近い町ヘンティスベイのウェルカムボード。

今日もいい天気でとにかく日差しが強いスワコプムント。街を歩いていても汗はかきませんがとにかく照りつける太陽の熱をガンガンに感じます。こうなってくるとやっぱり冷たいものが飲みたいぞとなります。

バー&レストラン「OLD SAILOR」

そうなったらやっぱりこれです!ナミビアといったら生ビール!!観光地スワコプムントなのでどのお店でもキンキンに冷えた生ビールが飲めます。そしてこちらの生ビールはなんと1杯15ナミビアドル(約120円)!

6月のキャンペーンのキャッチコピーにCrazyの文字を入れてしまう本当にぶっ飛んだこちらのお店。

スワコプムントの地元の人に愛されるバー&レストラン「OLD SAILOR」です。お酒はもちろん食事も美味しくお値段が手頃なのがいいところ。

もちろんシーフード料理もいただけます。値段が安いのでそこまで期待していなかったのですが、これが実に美味しくてビックリ!ホットベジがこれまたやさしい味なんです。庶民の心の掴み(つかみ)方をわかっているね~という感じで私も今日までに2回通っています。何度も足を運びたくなるレストランです!

ということでいよいよスワコプムント滞在もあと2日。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。大西洋とも間も無くお別れ。目の前に広がる景色をしっかりと焼き付けておきたいと思います!

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