アフリカ54ヶ国制覇の旅-第7章- 〜新婚旅行でアフリカへ!〜

2022年8月3日、天気晴れ。

アフリカ54ヶ国制覇の旅-第7章-

連日の猛暑日が当たり前となった日本の夏。よくアフリカを旅していると「暑いでしょ?」と心配されることがありますが、同じ夏で比べるとアフリカの暑さは日本と大して変わりません。もしかしたら日本の方が暑いかもしれないぐらいです。早朝5時半に家を出発した本日も朝からジワっと太陽の熱を感じる中、バックパックを背負って東京の成田国際空港へ。今日からアフリカ54ヶ国制覇の旅-第7章-がスタートします。

日本出国

前回の帰国から2ヶ月が経過。この間に日本国内のコロナ感染者数はかなり増え、連日メディアによる「過去最高」の報道が世間をざわつかせています。一方、世界各国では入国の規制をさらに緩和する動きが増えています。入国条件にPCR検査の陰性証明書が不要になった国が出てきたことはかなり大きな変化!海外旅行がコロナ前の状態に戻りつつあることは本当に嬉しいかぎりです。

日本も6月に外国人観光客の受け入れを再開。本日2ヶ月ぶりにやってきた成田空港には外国人旅行者の姿がありました。これまでのコロナ禍での2度の日本出国の際とは明らかに違う空港の雰囲気にホッと安心する自分がいます。異様に静かな空港にショックを受けたのが懐かしい。もちろんまだほとんどのチェックインカウンターは封鎖され、空港内のお店も閉まっている状態の成田空港。ですが、着実に旅行者の数は増えています。いやー、感動!

前置きが長くなりました。タイトルを見て「!?」となった方もいるかと思います。大変お待たせしました。ここでご報告です。この度、私結婚しました!何の脈絡(みゃくらく)もない突然の報告で失礼します。そして、今回は一人旅ではありません。7度目のアフリカはハネムーンです!新婚旅行にアフリカ!?と驚かれるかもしれませんが、新婚旅行だからこその特別な旅ができると確信しています。もちろんこれまで以上に旅の安全第一を徹底(てってい)した上で、二人旅だからこそ味わえるアフリカを楽しんできたいと思います。以上、結婚のご報告でした。

準備① PCR検査

さぁ、そんなこんなで今回の旅は事前の準備も入念に。特に入国条件は国によってかなり違いが出てきているので、最新情報を調べます。最初の渡航先であるアフリカ37ヶ国目は入国にPCR検査の陰性証明書が必要な国。なので、先日やってきたのは東京の駒込駅前にある「ちびっこの科学と遊び株式会社」です。

ウサギのマークが目印のこちらの検査センター。一瞬「大丈夫?」と疑いたくなりますが、栃木県宇都宮市にある呼吸器内科の病院と提携している立派なクリニックです。検査スタイルは唾液を採取して提出する一般的なもの。変わっているのはその名前なのですが、このウサギを侮(あなど)ることなかれ!

検査代5500円に海外渡航用の陰性証明書の発行手数料が2000円。なんと合計7500円という日本で1万円を切るお値段でPCR検査が受けられるクリニックになります。以前はこの倍を払っていたと思うと、このウサギに感謝しかありません。結果は翌日の夕方以降にメールで届きます。※最近は街中に無料でPCR検査を受けられる場所がありますが、海外渡航用の陰性証明書として有効であるかどうかの判断は慎重に行って下さい。

準備② ワクチン接種証明書

陰性証明書といっしょにもう一つお守り代わりに携帯しておきたいのがワクチン接種証明書。個人的に先日3回目の接種を終え、これで日本帰国時の待機期間無しで世界199の国や地域へ渡航することができるようになりました(2022年8月1日時点での水際対策制度に基づく指定)。スマホの接種証明書アプリでも提示することはできますが、念のためにこちらも紙ベースで持っておきます。ちなみにアプリの最新版ではついに証明書の画像保存が可能に!公式感がある立派な接種証明書になりました。

最後にハネムーンということで日本に帰国するまでの全ての航空券も手配済みです。準備は整いました!日本出国はあっという間に手続きが終了。コロナ禍の対応はもはやお手のものといった空港スタッフのみなさんに感謝!!

ということで午前11時。飛行機は成田空港を出発です!さよなら日本!!

今回は全部で飛行機を4本乗り継いでアフリカへと向かいます。まず最初にお世話になるのは日本⇄シンガポール間を運行するSCOOT。格安航空会社ということで機内での食事や飲み物のサービスは全て有料です。この区間は6時間半のフライト。さすがに飲食無しはキツイ!ぞということで、チェックイン後に空港のコンビニで食べ物を買って機内に持ち込み。飛行機内で食べるおにぎりというのはなかなか新鮮で遠足気分が高まります。ちなみに充電用のUSBコンセントやブランケットの貸し出しなども有料なのでご注意を。

乗り継ぎ@シンガポール

最近は航空券検索サイト「スカイスキャナー」でアフリカまでの航空券を調べると、アジアを経由するルートがよく出てきます。航空券の値上がりが進む中で、安いアジアの航空会社は非常に助かる存在です。日本出発からまず最初にやって来たのはシンガポール。さっそく次の飛行機に乗り継ぐために空港内を歩いていると驚きの光景が。

シンガポールに入国する旅行者の長蛇の列です!先ほどの成田空港レベルで人の多さにちょい感動したわけですが、その比にならないものすごい人の数に圧倒されました。なんじゃこりゃー!!コロナによる規制がほとんどなくなり、ワクチンを完全接種(2回)していれば日本人ならビザ無しで簡単に入国可能になったシンガポール。このチャンスに世界中の旅行者が集まってきているわけです。それにしてもこれは待ち時間がかなり長くなりそう!

「入国するみなさんは大変だなぁ〜」

なんて他人事のように思っていたわけですが、なんと自分達も次の飛行機への乗り継ぎの関係でシンガポールに一度入国しないといけない事実が発覚。まさかこの列に並ぶことになるとは。ちなみにシンガポール入国の際には入国カード(SGAC)のオンラインでの提出が必要です。入国カウンターにタブレット端末があるのでそちらを利用することもできます。事前にやっておけばスムーズにいけたのがしれませんが、結局1時間ほどかかりましてシンガポールに入国!

そしたらまぁ〜すごかった!初めて降り立つシンガポール。この国が発展した都市国家であることは知っていましたが、予想をはるかに超えるキラキラした感じにテンションが上がります。が、帰りもシンガポールで長時間の乗り継ぎがあるので今回はチラッと見るだけで終了。後日の楽しみに取っておきます。

改めてシンガポールのチャンギ国際空港にてチェックイン。タイ航空ではコロナ禍の定番となったリターンチケットの確認が行われました。事前に予約しておいて大正解!無事に次の航空券をゲットです。

夜9時前にシンガポールを出発した飛行機はわずか2時間ほどのフライトでちょっとだけ北上。

乗り継ぎ@タイ

到着したのはタイのスワンナプーム国際空港。今回のアフリカへの道のりはこれまでにはないかなり面白いルートとなっています。時刻は間も無く夜11時です。タイに入国して空港近くの宿で一泊するのもありでしたが、今夜は空港でステイすることに。

アフリカ54ヶ国制覇の旅-第7章-。いよいよ始まる2人でのアフリカ旅へのワクワクを胸に、ハネムーン最初の夜は空港のベンチで過ごします。

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