タンザニアを旅する③ 楽園「ザンジバル」Part3 〜東の絶景パジェビーチ -青い海と美味しい食文化- 〜

2022年5月10日、天気晴れ。

ザンジバルの歩き方

アフリカといえば”危険”というイメージを持っている方は多いかと思いますが、それは正解です。ここタンザニアのザンジバルは非常に危険です。この島に一度来るともうどこにも帰れなくなります。訪れた全ての人の心を奪(うば)い魅了する魔性の楽園ザンジバル。

この島が世界中の観光客から人気の理由は、その美しい海や文化的背景はもちろんですが、最大のポイントはリーズナブルに旅を楽しめるところ!他のインド洋の島国に比べると宿代はかなり安く、バックパッカーでも気軽に来れるのが非常にありがたいんです。治安もものすごく良いので、各種ツアーへの客引きの声をシャットダウンする能力さえ身につければこの島では完全にストレスフリー!

一度訪れた島なので、1日だけ滞在してタンザニア本土へ行こうと当初は考えていましたが、やっぱ無理です。もっといたいザンジバル!ずっといたいザンジバル!!ということであと1日だけこの島を満喫することにしました。写真は美しい装飾が見事な「ザンジバルドア」。芸術的な家々のドアさえもこの島では観光名所になります。

カフェ「PUZZLE COFFEE SHOP」

宿の方に一泊延長をお願いしたところで、さっそく今日も朝の一杯を飲みにやって来たのはPUZZLE COFFEE SHOPというザンジバルのみならずタンザニアを代表するコーヒー専門店!路地裏の隠れ家的な場所にあるお店なので本当に美味しいコーヒーが飲めるのか疑っていたのですが、

店の中の雰囲気だけでもう確信しました。ココは間違いなく最高の一杯が飲めるお店!さっそくドリップコーヒーを注文です。

白を基調としたシンプルなデザインで席数はそんなに多くなく、さらにスマホの電波が入らない店内。キャッチコピーにも『NO INTERNET』と書いてある通り、オンラインの世界から切り離れて目の前のコーヒーをリラックスして飲んでほしいという徹底的なこだわりぶりです。

ケメックスでじっくり時間をかけて淹(い)れていただいた一杯がこちら。久しぶりに美味しいコーヒーを飲んだなぁ~という感じで、思わずウマイと声が出てしまいました。さらにいっしょに注文した自家製ブラウニー。レンジで軽く温めてからチョコソースをかけて出してくれるのですが、これがまた絶妙な甘さと口当たりでもう感動!コーヒーと最高に合うんです。おかげでものすごい幸せな気分で一日がスタートしました。

ミニバス乗り場(東方面)

さぁ、本日はザンジバルの東にある「パジェ」という町へ向かいます。昨日の国内移動とは少し異なり、中心地ストーンタウンから直接パジェに行くダラダラ(ミニバス)は出ていません。さらに島の東に向かうダラダラ乗り場は北方面とは場所が異なるということで行くのが大変そうだなぁと思っていた6年前、青年海外協力隊時代の私です。異国の地でミニバスに乗るということにものすごく緊張(きんちょう)していた当時の自分を思い出しました。その経験があるからこそ今があります。

わからない時は地元の方に聞く!これはアフリカを旅する中で学んだことの一つです。旅だけではなく、日常の様々な場面でも大切なことだなと。パジェに行きたいことを伝えると、”あのバスに乗って”、”ココで降りて”、”あのバスに乗り換えればオッケー!”と数珠繋ぎに私を助けてくれるみなさん。おかげで今日も安心してミニバスを利用することができます。本当にアサンテサーナ!

「340 Michamvi」行きのバスに乗り、いざ東へ!

北方面とはまた違う緑が広がるザンジバル南部。運転手横のエンジンの上という特等席をいただき、一番前で景色を楽しむ最高のドライブを満喫です。

そしてストーンタウン出発から1時間ほどでパジェに到着!

③パジェ

パジェは、ザンジバルの一部であるタンザニアのウングーシャ島にある村です。ブウェジュ村とジャンビアーニ村の間の南東海岸に位置しています。ラグーンはカイトサーフィンを学ぶために使用されます。年間を通して非常に一貫した沿岸の風が吹いています。

【Wikipedia英文和訳より】

ザンジバルの中でも人気の二大ビーチが北のヌングイと東のパジェ。パジェには有名な日本人宿があり、そこで食べられるマグロの漬け丼が協力隊時代の私にとっては魅力的でたまりませんでした!なのでこれが二度目の訪問。今度の目的はパジェの海です。

ヌングイよりも旅行者向けのお土産屋やレストランが多く、ホテルも数が多いパジェ。海の方へ進んでいくと、オーシャンビューのオシャレなホテルにぶつかります。その先に広がるのが

青い海!今日も絶好調に透き通ったキレイな青のインド洋です。

白い砂浜と非常に遠浅なのが特徴のパジェの海。そして写真には写りませんが、ビーチには強い風が吹きます。

カイトサーフィン

このインド洋に吹く強い風。アフリカからアラビア方面、アラビアからアフリカ方面へと時期によって吹く方向が変わるこの季節風を利用した帆船(はんせん)の行き来によって生まれたのが東アフリカとアラビア・インド方面との交易でした。それがなんと大航海時代よりもはるか昔の紀元前の頃から行われていたというから驚きです。東アフリカにアラブの文化が色濃く残る地域がたくさんあるのはこの風があったからこそ!

別名「ヒッパロスの風」と呼ばれるこの風を利用して現在はカイトサーフィンが盛んに行われているパジェのビーチ。旅行者も楽しむことができるそうですが、泳ぐのが苦手な私は浜辺から見学です。ものすごいスピードで進んでいく様子は見ているだけでワクワクします。

マサイの牛

そんなパジェのビーチの波打ち際を行進する牛たち。ザンジバル含め、タンザニアやケニア一帯はアフリカの中でも有名な民族であるマサイの人々が暮らすエリアになります。牛の牧畜を生業(なりわい)とするマサイ。ザンジバルではそんなマサイの牛と美しいインド洋のコラボレーションを見ることができます。

ちなみに、ザンジバルのマサイのみなさんはかなりイケイケ!旅行者へのお土産販売や写真のサービスなどでお金を稼ぐ商売上手なみなさんです。

レストラン「Mr Kahawa」

パジェの海沿いにはオシャレなレストランもたくさん。どこもたくさんの人で賑(にぎ)わっています。未だコロナの影響で思うように海外旅行ができない世の中ですが、お店がしっかり人で埋まっているのはさすが楽園ザンジバルの人気ビーチ!

高級そうなホテルも併設するレストランMr Kahawa。開放的な外のテラスからはもちろん青い海を眺めることができます。が、ちょっと風が強いのが難点。パソコンを開いて仕事をしている方はみなさん中のこれまたおしゃれなスペースで作業をしていました。

さぁ、お楽しみのランチタイム。注文したのは海沿いのレストランでは定番の料理の一つであるFish of the day(今日の魚料理)。出てきたのはソンゴロという白身魚です。身はものすごく柔らかく、一口噛めば口の中に脂がジュワーっと広がります。ライスがもっと欲しくなるくらいに美味しい一皿!

そしてこのレストランでは料理を注文するとセットでかわいいネコとの相席の特典がついてきます。ストーンタウンを中心にネコがたくさんいるザンジバル。カワイイ見た目ですが、食べ物を前にすると諦(あきら)めるということを知らない彼らなので、ダメですよとしっかり伝えましょう。※料理を食べ終えると見向きもされなくなります。

ということで、今日も泳ぐわけではなくただただ海を眺めながらのんびりするという贅沢(ぜいたく)な時間を楽しませていただきました。どこまでも横に続く美しいパジェのビーチ。

レストラン「The Rock」

今回は訪れませんでしたが、パジェの中心から北へ10kmほど進んだところにはザンジバルの中でも一番有名なレストランがあります。その名はThe Rock。干潮時以外は船でお店まで渡るという海上にあるレストランになります。

店名の通り岩の上に作られたオシャレなレストラン。そのまわりにはこれでもかというくらいに青く澄んだ海が広がります。『一生に一度は行きたい!』や『死ぬまでに一度は行きたい!』などの冠言葉と共に紹介されるThe Rock。もちろん料理は見た目も美味しい一皿が出てくるのですが、お値段はかなりお高めです。何も食べずにその場を去るというのは難しいので、行く際は財布に余裕をもって!※遠浅のパジェの海は干潮時にかなり遠くの方まで海が引くので、満潮時を狙って行くことをオススメします。狙い方はこれまた地元の人に聞くのが一番!

パジェからストーンタウンに戻る際は、乗り換え無しの一本で帰ってくることができます。これまた100円ほどの運賃で移動ができてしまうからダラダラさまさま。

ストーンタウンを起点に島中どこでも日帰りで行けてしまうのもザンジバルの魅力の一つです。

食文化「ザンジバルミックス」

本日最後は夕方のストーンタウンの路地で発見したこちらの屋台飯を紹介して終わりにしたいと思います。細い路地に店を構える割にはやたら人が集まっているので気になったこのお店。みなさんが手に持っているのはなんとスープ料理なんです!アフリカではなかなかお目にかからない温かい汁物。これはもう食べるしかありません!!

ジャガイモに揚げた謎の何か。緑の野菜とキャッサバのフライ。ゆで卵はお好みで。そこに串焼きにした牛肉をバラして入れて上から謎のスープをかけたらできあがり!これがザンジバル名物のその名も「ザンジバルミックス」です。

一体どんな味がするんだ!?と恐る恐る食べてみると…酸味がありつつ食材のゴチャゴチャした感じが楽しい不思議すぎるこのスープ。味を的確に表現することができないのが残念ですが、食べ始めると手が止まらなくなり、いつの間にか完食していたという感じです。150円という激安価格なのに食べ応えはかなりあるザンジバルミックス。面白い食べ物を発見できてハッピー!

いよいよ明日はこの島とお別れ。楽しい思い出を振り返りながら、ザンジバルで過ごす夜を最後まで満喫するのでした。

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