2022年5月8日、天気晴れ。(※2023年4月更新)
目次
アフリカ33ヶ国目「タンザニア」へ
ケラさんに別れを告げて空港に到着したところから始まる本日。
長い1日の始まりです。
空港内が小さいからかフライト順に旅行者を中に入れるシステムをとっているので、外に人が群がるハルツーム国際空港。
早く空港に着いても中に入れないので、3時間前に来てちょうどいい感じでした。
スーダン出国
さぁ、何かと出国の際に緊張をすることが多い今回のアフリカ54ヶ国制覇の旅-第6章-。
スーダンに来る際もウガンダの空港で一悶着(もんちゃく)あったので
さぁ果たして今回は!?
と思って構えていましたが、まさに想像していた通りのことが起こりました。
「帰りのチケットは予約してますか?」
今回お世話になるのは前回とは違いエチオピア航空ですが、その対応は全く同じ。
もしかしたらこのコロナ禍の中でリターンチケットの確認が厳しく行われるようになったのかもしれません。
「マジかぁ~」
と思いつつも、旅の行く先は流れの中で決めたいというこだわりがあるので、さぁどうしたものか。
エチオピア航空のスタッフさんが上に確認を取ったところ、仮で決めている次の渡航予定を提示して、その通りに旅を進めますという書類にサインをすることでOKを出していただきました。
「よかった~」
ただ、もうこれで2度目です。
今後同じようなことが起きると面倒なので、ここからはしっかり日本帰国までの計画を立ててチケットを予約したいと思います。
さらにこれだけで終わらなかったスーダンからの出国。
以前ご説明した『外国人登録』が必要であることを出国審査の際に指摘され、慌てて外の窓口で手続きをすることとなりました。
それがかなり無愛想な対応で有り金を全部持っていかれた(ワイロが当たり前な感じ)ので最後の最後に軽くイラッとしましたが、そんな大した金額ではなかったのでまぁよしとします。
改めて、スーダンに入国した際は
『そのままの足で空港のDepartureターミナルの道路沿いにある窓口へ直行して外国人登録』
を忘れずに!
空港職員がノーマスクなことや、手荷物検査がわずか30mほどの距離の間で2回も行われるというハルツーム国際空港ならではとポイントに驚きを感じながら、午前3時半。
飛行機は予定通りに離陸。
ハルツームの夜景をしっかりと目に焼き付けて、灼熱の国に別れを告げました。
「さよならスーダン!!」
早朝のフライトだと出国審査の緊張の糸が切れると一気に眠気がやってくるので、機内ではほとんど寝て過ごすのがよくあるパターン。
ただ、スーダンから乗り継ぎのために向かうエチオピアまではわずか1時間半。
さらに途中で早朝4時の機内食まで出てきたので、気持ちの良いところで何度も起こされまして。
結局ほとんど寝れずにエチオピア到着。
ちょうど太陽が昇ってきたところでした。
朝から旅行者が行き交うエチオピアのボレ国際空港。
乗り継ぎの荷物検査では久しぶりに長蛇の列を作って待ちました。
確実に人出が戻ってきているなと。
2019年時点では改修工事をしていた空港ですが、リニューアルはほぼ完了。
広々とした何人でも座って待てそうなロビーにオシャレなレストランもできて、いつでも大量の旅行者を受け入れる準備が整っています。
ベンチに座ってようやくゆっくり寝たところで、3時間のトランジットを経て飛行機に乗り込みます。
いよいよ向かうのはアフリカ33ヶ国目
「タンザニア」
です!
タンザニア
タンザニア連合共和国、通称タンザニアは、東アフリカに位置する共和制国家。
【Wikipediaより】
イギリス連邦加盟国。
ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、ザンビア、マラウイ、モザンビークと国境を接し、タンガニーカ湖対岸にはコンゴ民主共和国があり、またインド洋に面する。
タンザニアは東アフリカ大陸部のタンガニーカとインド洋島嶼部のザンジバルから構成され、ザンジバルは中央政府から強い自治権を確保したザンジバル革命政府によって統治されている。
また、アフリカでも有数の大自然に恵まれ、文化的にもスワヒリ語を国語とし、アフリカ在来の言語が大きな役割を果たしている数少ない国家である。
入国前手続き① ビザ(E-Visa)のオンライン申請
タンザニアの入国にはビザが必要です。
この国は空港でもアライバルビザを運用していますが、今回はタンザニア入国管理局のホームページで事前にE-Visa(電子ビザ)を取得しました。
取得に必要なものは
- パスポートの個人情報ページのデータ
- パスポートサイズの顔写真データ
- 帰りの航空券のデータ
の3つ。
ちなみにここでも帰りの航空券が必要ですが、仮予約画面のデータで申請は通りました。
必要事項を入力したらクレジットカードで費用50USドルを支払って申請は完了です。
1日ほど経ってから送られてきた確認メールにE-Visaのデータのリンクが貼ってあるので、そちらをダウンロードして印刷しておけばこれで準備OK!
入国前手続き② オンライン調査票登録
さらに入国に際して
『到着24時間以内にオンラインでやらなければいけない調査票登録の手続き』
があります。
入力内容はE-Visaの申請フォームとほぼ変わらないので、同じ作業を2回繰り返す感じです。
ネット環境がある場所でタンザニアへ出発する前にやっておきます。
登録が完了したらQRコードの貼られた画面をスクリーンショットしておきます。
エチオピアから2時間半。
ついに見えたのは青い海!
タンザニアは主要な国際空港が国内に3つほどあります。
今回まず最初に訪れるのは、まわりをインド洋に囲まれた島
「ザンジバル」
です。
タンザニア入国
外に出た瞬間に感じる太陽のギラっとした暑さとほどよい湿気。
「南の島に来たぞ~!!」
と一気に気分が高まります。
とてもこじんまりとした国際空港ですが、降りる旅行者の数はその大きさに比例しないのが人気観光地ザンジバル。
大勢でぞろぞろと列を作っていざ入国審査へ。
※写真は現在建設中の新ターミナル
空港内に入る際にPCR検査の陰性証明書のチェックとオンライン調査票登録の確認があります。
ザンジバルの国際空港はWi-Fiが使えるので、万が一やっていない場合はここで登録することも可能です。
※今回、コロナに関する書類の提示はワクチン接種証明書でも可のようでした。
コロナ禍の入国必要書類はリアルタイム変わっていくので、常に最新情報をチェックしてください。
続いて空港内に入るとスタッフさんからE-Visaを持っているかの確認があります。
印刷した紙を渡すと必要な用紙をもらうので、それを記入して入国審査官に渡すとパスポートに入国スタンプがドン!
なんと今回入国にかかった時間はわずか15分でした。
歴代最短記録かもしれません。
ちなみに、アライバルビザを取得する場合はかなり時間がかかるようで
「25USドルでスピード発行できるよ!」
という声かけをされている旅行者の方がいました。
なのでやはりタンザニアの入国にはE-Visa取得がオススメ!
この国のビザがスタンプなのはちょっと・・・いやかなり残念ですがね。
ということで、
アフリカ33ヶ国目
「タンザニア」
入国しました~!!
「帰って来たぞ、ザンジバル~!!」
はい、実はタンザニアには青年海外協力隊時代にも訪れていて、ザンジバルに来るのはこれが二度目になります。
「砂漠で渇いたカラダを潤(うるお)すにはここだ!」
というのと、ケラさんの出身もタンザニアなので縁を感じてやって来たわけです。
ザンジバル
さぁ、ここまで読んで少し混乱している方もいるかもしれません。
「タンザニアに入国したんじゃないの?」
「『ザンジバル』って何!?」
はい、私も少しテンションが上がりすぎて舞い上がっていました。
ここはタンザニアであってタンザニアではない特別な場所。
タンザニア本土の東に浮かぶ小さな島々です。
世界中の旅行者を魅了する楽園ザンジバル。
コロナ禍でもその勢いは未だ健在です。
ということで時刻はまだ午後2時。
宿のチェックインを済ませたところで、さっそくザンジバル観光スタートです!
『ザンジバル』の説明はのちほど。
DAY277.5へ続く
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