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DAY211 ナミビアを旅する⑲ ヒンバの聖地エプパフォールズ 〜北西の果ての絶景の滝とアンゴラとの国境を流れるクネネリバー〜

202169日、天気晴れ。

早朝6時。いつもだったらもう少し眠っていたいところですが、今日はもうすぐに体を起こしてテントの外へ。まだ辺りは暗いですが、キャンプサイトのすぐ目の前を流れる川の姿はぼんやりと見え、遠くからは滝の音がハッキリと聞こえてきます。コーヒーを飲みながら眺めるのはナミビア北西部を流れるクネネリバーです。

クネネリバー

クネネ川は、アフリカ南部を流れる川である。アンゴラ高地からアンゴラとナミビアの国境に向かって南に流れ、それから西に国境を流れ大西洋に注ぐ。長さは約1,126km。途中にあるエプパ滝は、ナミビア北部に居住するヒンバ族にとっての神聖な滝とされる。

【Wikipediaより】

先日訪れたオレンジリバーはナミビア南部の国境沿いを流れる川でしたが、今度は真反対!ナミビアの北西の国境を流れるのがクネネリバー。目の前に流れているのが一番北西の川だという事実に、一番南から約1800kmも離れた場所までやってきたという達成感が湧いてきます。本当に移動しました。

そんな川を見ながらいただくのがおしゃれで美味しい朝食なんです!今回のエプパフォールズ滞在でお世話になるOMARUNGA Campsite。こちらはナミビアNo.1リゾートホテルグループGONDWANA(ゴンドワナ)の施設になります。ゴンドワナがナミビア各地に展開するのは伝統✖︎自然✖︎ラグジュアリーな宿泊施設。その土地の風土を最大限に活かしたロッジやキャンプサイトが魅力です。ホームページで施設を調べるだけでも旅行気分が味わえます。

ロッジの方はそれなりにお値段がしますが、キャンプサイトであれば手頃なお値段で宿泊が可能!OMARUNGAのキャンプサイトは1213ナミビアドル(1700)です。

もちろん食事もお値段はしますが、値段に見合ったサービスと空間がいただけるのでゴンドワナに泊まる時はもう何も気にしちゃいけません!思いっきり満喫するのみ!!朝からしっかり食べて、コーヒーもおかわりして、気がつくといつの間にか8時半。太陽がすっかり昇ったところで準備をしていよいよお目当ての滝に向けて出発です。

先ほどのWikipediaからの引用でもすでに登場したエプパフォールズ()。ロッジの方の話だと歩いてすぐだということですが、さぁどこだと思いながら滝の方面へと歩いていくと

本当にすぐでした。ロッジから歩いて5分。岩場を水煙が見える方向に歩いていくとどんどん大きくなる滝の音。そしてついに目の前に現れたのが轟音と共に落下するエプパの滝です!!

エプパフォールズ

エプパ滝は、アフリカのナミビアとアンゴラの国境におけるクネネ川の滝である。クネネ川の一部が両国の国境となり、エプパ滝の西を流れて大西洋に注いでいる。

【Wikipediaより】

まず想像以上にのスゴイ水量にビックリ!すでに乾季に入ってから2ヶ月ほど経過しているので、もしかしたら水が少ないかもと思っていたのですが、想像を遥かに超えた迫力満点の滝がそこにありました。

柵がないので近づこうと思えばどこまでも行けるわけですが、下を見るとかなりの落差があり足がすくみます。これは落ちたらヤバいなぁと当たり前のことを考えてビビる私ですが、水しぶきがかかるとテンションは上がります!

ただこれはエプパフォールズの始まりにしか過ぎなかったんです。そこからクネネ川沿いに続いていく小道(path)を歩き始めるとそこからが絶景の連続でした。

滝というのは近くからよりも引いて見る方が美しく見えるもの。遠くから見るエプパフォールズは迫力の中に美しさがあるんです。そこから一歩動くごとに見え方が変わり絶景の連続。

キレイな景色に立ち止まり、また少し歩くと今度は違う雰囲気の滝の姿にまた立ち止まって見入ってしまい。全然進めない!のですが、焦る必要もありません。今日はゆっくりこのエプパフォールズを満喫します。

それにしても絶景の連続!小道にはほんの少し傾斜があり徐々に上っていっているので、歩くほどに見える景色がどんどん広がります。

遠くの方にもたくさん滝を発見!最初に見た滝はそのうちの一つでしかないことがわかります。そしてこのエプパフォールズを含めたクネネリバーはナミビア北西部の国境。向かいに見えるのはアンゴラの地です。違う国が目の前にあるというのはやはり何度経験しても不思議な感覚を覚えます。

そして神聖な世界観を演出するのはバオバブの木。数は多くないはずなのに滝の住人かのような存在感があります。

こんなに美しい景色の滝がナミビアの奥地にあるというまさに秘境中の秘境。『ヒンバの聖地』と呼ばれるのも納得です。

小道を歩いていると地元の青年たちとすれ違いました。彼らの手には川で釣った魚が!水の流れはかなり早いようで近づくのは危ないとのことですが、どうやら釣りのポイントがあるようです。

たった500mほどの川沿いの小道ですが、ボーッと眺めたり写真を撮ったりしているとあっという間に2時間も経過。本当にいつまでも見ていたいエプパフォールズの景色です。日差しが照りつけて暑くなってくる中、さらなる絶景求めて丘の上のビューポイントへ!

なんとなく道がある岩山をのぼっていきます。吹き抜ける風が心地よく、さらにもうどんどんエプパフォールズの景色が下に広がっていくのがわかるので足取りは軽いです!そして辿り着いた丘の頂上からの景色が

こちら!エプパフォールズが一望できる絶景ポイント。正直来る前は日本の栃木県、日光の華厳の滝的なものをイメージしていましたが、エプパフォールズはこの一面に広がる景色を全て含めて一つの滝だったんです。

アフリカの滝といえばやはりザンビアとジンバブエの国境にあるビクトリアフォールズが有名です。しかしこの世界三大瀑布の一つはあまりに大きすぎるので全体を俯瞰(ふかん)するにはヘリコプターなどに乗る必要があります。対して、エプパフォールズは丘の上からでも全体が見えて、それでいて壮大な世界が目の前に広がります。そしてやはりバオバブの木がイイ!この木の生命感が滝の神秘的なパワーを感じさせてくれます。

そして滝ばかりに見とれてしまいますが、その隣にはエプパの町が!この滝と共にこの地で暮らす人々がいる。このエプパフォールズは町も全て含めて美しい一つの景色を織りなしているような気がしました。これがナミビアの北西端!改めてすごいところに来たぞと実感です!!

ということでこれで午前のエプパフォールズ散策終了。ずっと快晴の炎天下にいたのでここはロッジにあるプールに入るしかないと思い水着に着替えていざ入水!と思い足をつけたら冷てぇ。冷たすぎて入れないやつ。あえなくプールは断念してベンチで休憩です。

ちなみにこのエプパフォールズ周辺にはこのOMARUNGA以外にもたくさんの宿泊施設があります。町の入り口から川沿いに横並びに位置していて、どこもキャンプサイトが併設されています。Wi-Fiはさすがに山奥ということもあり有料で使用可能です。

そして宿泊客の方は私以外みなさん自分たちの車で来ている方たち。私が「地元の乗り合いの車で来たよ!」と伝えるとみなさんビックリしてました。自分たちの運転で来たドライバーの皆さんは口を揃えて「疲れた」とのこと。やはりあの未舗装路180kmの運転はかなりハードのようです。

さぁ、少しのんびりしたところで夕方5時半。再びエプパフォールズの散策スタートです!

夕日に照らされると午前中とはまた違う姿を見せるエプパフォールズ。

まるで紅葉したかのようなおだやかな雰囲気を感じます。

正直もう少し早く来ても良かったなぁと後悔もありつつ、それでもこの時間に来たからこその景色を目に焼きつけます。本当にどこまでも美しいエプパフォールズです。

ここへ来るまでの道のりも全て含めて、エプパフォールズ。本当に来てよかった!こんな世界がナミビアにあるとは知りませんでした。やはり百聞は一見にしかず。目の前に広がる絶景をしっかりと目に焼きつけました。

名残惜しさもありつつ、エプパフォールズを見納めてロッジへと戻ります。

ということで夕飯も今晩は贅沢なコース料理です!といっても自分で選んだわけではなく、僻地にあるためレストランのように食べたいものを自由に作れる環境にはありません。まぁそれでもスターターとメインディッシュは2つから選べるところはさすがNo.1リゾート!

さらに出てくる料理もこれまたどれも美味しくてたまりません!!ナミビア旅で何度目の生ビールかわかりませんが、今夜は歩き疲れたカラダとエプパフォールズに感動しっぱなしだったココロに沁みました。

そして夕飯を終えて空を見上げるとそこにも絶景が広がるのがナミビア。山奥のエプパの町の夜空にはこれまで以上の星たちが輝いていました。

たくさんの感動を胸に、滝の音を聞きながら今夜もテントで眠りにつきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。