アフリカ43ヶ国目「アルジェリア」入国!〜取得困難なビザの申請方法完全解説〜

2023年6月13日、天気晴れ。

アフリカ43ヶ国目「アルジェリア」へ

多少心配だったマリの出国は何の問題も無く全てがスムーズに進み。
深夜1時に出発した飛行機に乗って7時間ほどでやって来たのはトルコのイスタンブール。
アフリカ54ヶ国制覇の旅-第9章-の最初の3ヶ国の旅を終え、ちょっとココで小休憩という感じの大陸外での乗り継ぎです。
思えばシエラレオネから始まり、リベリアマリと駆け抜けるように旅をしてきました。
近場なのに全く違う世界が広がっていた西アフリカの3ヶ国。
やはりアフリカは旅ごたえのある大陸だよなぁ~としみじみと感じているところです。
ただ、ずっと旅しているとアフリカを楽しむ感覚がマヒしてくるのも事実。
キラキラした空港で気分をリフレッシュして、次の国へ向かいます。
アフリカ43ヶ国目はアフリカで最も大きい面積の国

「アルジェリア」

です!

アルジェリア

アルジェリア民主人民共和国、通称アルジェリアは、北アフリカのマグリブに位置する共和制国家。
東にチュニジアとリビア、南東にニジェール、南西にマリとモーリタニア、西にモロッコとサハラ・アラブ民主共和国(西サハラ)と国境を接する。
北は地中海を隔ててスペインや旧宗主国のフランスと向かい合う。
首都はアルジェ。

Wikipediaより

アルジェリアビザ取得方法

飛行機が出発するまでは4時間ほどあるのですが、ずっとソワソワしていまして。
だって、あと数時間後には念願のアルジェリアなんです。

「ついにアルジェリアに行けるぞ~!!」

空港のフードコートで一人喜びに震えているわけですが・・・なぜそんなに興奮しているのか?
実はこのアルジェリアは

『ビザの取得が困難な国』

として有名なんです。
はい、結論から言うと本当に大変でした。
私がアルジェリア渡航に向けて動き出したのはなんと今から半年以上も前のこと。
アフリカの旅はビザを取得するところから始まるというのが持論なのですが、このアルジェリアビザ取得の道のりはまさに激動のドラマでした。


まず大前提としてアルジェリアはアライバルビザ(空港で取得できるビザ)を運用していないので事前に取得する必要があります。
そして在住している国のアルジェリア大使館でのみビザの申請が受け付けられます。
旅中に第三国でビザをゲットすることができません。
なので日本国籍をお持ちの方は東京都目黒区にある在日本アルジェリア大使館が唯一の窓口です。

ビザ申請に必要なもの

申請に必要なものはアルジェリア大使館のホームページに載っています。

  • ビザ申請書【2部】※写真を貼り付けて
  • パスポート(少なくとも6か月有効のもの)
  • パスポートのコピー【2部】
  • 往復航空券の予約確認書類【2部】
  • 旅程確認書類【2部】※英語またはフランス語で作成
  • ホテルの予約確認書類【2部】
  • 申請費用4800円

要は全部2部ずつ用意すればOK。
旅程の確認書類の作成がすこ~しだけ面倒そうですが・・・
ここまでの情報だけだと

「本当にアルジェリアのビザって取得が難しいの??」

という印象ですよね。
そう、ここまでは他の国のビザ申請と特段変わった点はありません。
問題はここからなんです!

1 個のコメント

  • 神情報!大変なチャレンジをシェアしていただきありがとうございます!

    この場で長文で恐縮ですが、私が得た情報で裏ワザ的な取得方法もこの場でシェアします。
    旅行代理店ナシでビザ取得したカナダ人女性と、アライバルビザで行けたフランス人女性と、自転車で海沿いを旅したイタリア人男性です。全て2023年の話。

    カナダ人は彼氏がアルジェリア人で、そこからの招待状が強かったと言ってました。その彼氏の親父が在ジョージアのアルジェリア大使館職員ということで、招待状の信用度は高く、その親父からの連絡もあって当局の承認もスムーズにいったそうです。結果、おりたビザは90日間の許可。
    次にフランス人女性は、アルジェリア砂漠ツアー7日間に申し込み、そのツアー会社がアライバルビザ手続きを完了させたそうです。ビザ持ってないと飛行機に乗れないですから、そこをクリアするために搭乗許可書を発行して、アルジェリアに着いたら空港でスタンプ押印されたと。ただしこの場合、滞在許可は15日間のようです。参考→https://www.emiaroundtheworld.com/awesome-adventure-in-the-desert-of-tassili-najjer-algeria/?lang=en

    最後のイタリア人男性はサイクリスト。
    航空券はフェイクチケットサイトから取得→
    https://onwardfly.com/de/
    旅行代理店は在イタリアのアルジェリア大使館では不要だったそう。その代わり銀行残高証明と雇用証明書。おりたビザは30日許可だったそうです。

    以上。長々と書きましたが結論日本人なら砂漠ツアーのアライバルビザと、フェイクチケットサイトならまだ使える情報かなと思います。

    それにしてもコジマ先生、アルジェリアビザ取得おめでとうございます。

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