2023年11月12日、天気くもり。
アフリカ54ヶ国制覇の旅-第10章-
11月になっても半袖で過ごすような陽気の日があったり、家庭菜園で育てているピーマンや万願寺とうがらしが未だに大きな実をつけたりと気候変動をイヤでも感じる今日この頃。
SDGsという言葉自体は普及しましたが、果たして今のままで本当に地球は大丈夫なのか?
アフリカではよくある計画停電を日本もそろそろ本気で実施していく必要があるのではないか?
なんてイロイロ考えてみるわけですが、結局最後は『自分にできることをする』という結論に行き着きます。
小さな積み重ねを信じる!
まぁ、そんなことを言って現実から目を背けたいというのが本音ですがね。
そんな異様に温かい11月でしたが、打って変わって急に寒くなった本日。
アフリカ旅は短パンでいきたいというよくわからないこだわりのせいで寒さに震えながらいざ、成田空港へ向かいます!
さぁ、いよいよ始まるアフリカ54ヶ国制覇の旅-第10章-。
「アフリカ大陸の全ての国を訪れたい!」
という思いからスタートしたこのチャレンジも早いもので開始から4年が経ち、今回が記念すべき10回目の渡航となります。
間にはコロナ禍も挟(はさ)んでいて、思い返すと本当にイロイロあり、ようやくここまできたなぁという感じです。
これまで訪れたのは44ヶ国となり、残りはあと10ヶ国。
旅人としてのスキルは当初から比べると確実に上がりまして。
自信も当然ついてきて、いよいよアフリカ54ヶ国制覇も見えてきた!
・・・ちょうどそんなタイミングで起きたのが前回の旅のラストでの出来事です。
スマホとパスポートを盗られて日本へ緊急帰国。
過信と油断が招いた結果になります。
事件直後はかなりへこみ、大好きなアフリカに裏切られたような気持ちになったのも事実です。
ただ、ちゃんと考えて行動すれば避けられた事件でした。
つまり見直すべきは自分自身。
「初心忘れるべからず」
誰もが知っているこの言葉をしっかり胸に刻むと共に、安全第一の旅をすることをこの場で改めて誓います。
何より命があって本当に良かったです。
読者のみなさまにもご心配をおかけして本当に申し訳ありませんでした。
反省を十分にしたあとは気持ちを切り替えます。
引きずっていても何も変わりませんからね。
あの出来事を忘れたわけではなく、今でもふと思い出して胸がキュッとなることがありますが、それでも前を向いて進みます。
「ココで終わらせてはいけない」
ということでいよいよ始まる再起をかけた10度目のアフリカ旅。
新しいパスポートを発給していただき、準備はこれまで以上に念入りに進めてきました。
ビザの取得はもちろん、荷物も万が一を考えて用意。
そういえばYouTubeには旅の荷物動画をアップしましたが、ブログではまとめていなかったので改めて全て紹介しようと思います。
アフリカ旅の酸(す)いも甘いも経験してきた私が辿り着いた厳選の持ち物、2023年最新版です。
アフリカバックパッカーの旅の荷物
- バックパック(48L)
- ボディーバック
- 小さなリュック
- 南京錠(2つ)
- パスポート
- パスポートコピー(2枚)
- ボールペン
- 証明写真(3枚)
- イエローカード
- クレジットカード(3枚)
- Tシャツ(3枚)
- 半ズボン(3枚)
- 長ズボン(1枚)
- パンツ(3枚)
- くつ下(3枚)
- ダウンジャケット
- 帽子
- サンダル
- パーカー
- 不織布の袋(5枚)
- ヘアシャンプー
- 歯磨きセット
- 爪切り
- 薬関係
- 保湿クリーム
- ワンプッシュ式蚊とり
※こちらに関しては機内持ち込みができないという情報もありますが、アフリカにはマラリア感染のリスクがある地域もあるので私は身を守るために持参しています。空港で指摘された場合は大人しく受け入れます。 - 虫除けスプレー(天使のスキンベープミスト プレミアム)
- 速乾性タオル
- 洗剤
- 洗濯ヒモ
- トイレットペーパー
- スマホ(2台)
- パソコン
- モバイルバッテリー(2台)
- 変換プラグ
- ワイヤレスイヤホン
- アメリカドル(800ドル程度)
- 寝袋
そしてここに加える旅のお守りが2つ
- 航空券予約の確認書類のコピー
(スマホを見せるよりも紙の方が信頼◎) - 戸籍謄本の原本
(パスポート紛失時に必要な書類)
どちらも無くてもなんとかなるものです。
むしろ戸籍謄本は使わないことが前提で持っていきます。
備えあれば憂(うれ)いなし!
自分が快適かつ安心に旅をするための荷物選びです。
よろしければ参考にしてみて下さい。
そういえばPCR検査の陰性証明書はもう完全にいらなくなりました。
あのA4の紙1枚を手に入れるためにどれだけ時間とお金を使ったことか。
本当にコロナが落ち着いて良かったなぁと心の底から思うわけですが、戻ってきた海外旅行者で溢れかえるチェックインカウンターを見ると複雑な心境になります。
あの閑散とした空港が懐かしい遠い過去です。
見た瞬間に心が折れる大行列。
「これを乗り切れば出国!」
そう言い聞かせて今日は1時間半ほどの待ち時間をなんとかやり過ごしました。
円安の影響で10万円が700ドルにしかならないことにショックを受けながらも、荷物が無事に全て揃(そろ)ったところで飛行機に乗り込み出発。
夕飯を空港で食べる時間がなかったので、牛丼風の機内食で日本食を食べ納めです。
2023年11月13日、天気晴れのちくもり。
実際はものすごーく長い移動ですがサクサク進めます。
日本から12時間かけてまずやって来たのはカタールの首都ドーハ。
この空港でのんびりできるのは初めてだったのですが、これがなかなか驚きの空間が広がっていまして。
ドーハというと未だに「悲劇」という知識しかない己の無知さを実感。
空の上からの景色もこれまた壮観で。
中東もいつか訪れてみたいと思いながら、またまた飛行機に乗ること8時間。
窓の外に見えたアフリカの大地。
「帰ってこれた」
4ヶ月ぶりのアフリカですが、今回はなんかとても特別な感覚です。
戻ってこれたことの喜びと少なからずの緊張感。
これもまた忘れかけていた旅の初心かもしれません。
この先に一体どんなヒトモノコトとの出会いが待っているのか。
新鮮なワクワクやドキドキを胸に、ここからまたアフリカ旅が始まります!
DAY370へ続く
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