エジプトを旅する⑪ 快適な国内移動を実現する高速バスGo Bus 〜長距離交通手段まとめ〜

2024年7月3日、天気晴れ。

エジプトを旅する

今回のエジプト滞在の目的であるチャドのビザが即日発給されたことにより、今後のプランを急遽(きゅうきょ)考えないといけなくなった昨夜。
早速、アフリカ54ヶ国制覇に向けて残りの5ヶ国をどう巡るかをカレンダーを見ながら悩んでいたのですが・・・気付いたら寝落ちしていました。
ドミトリーの宿に泊まると、考え事をベッドの上ですることが多いので、つい眠ってしまうのが難点。
まぁ寝心地が良いベッドには感謝ですがね!
と、そんなことを言っている余裕はありません。
朝5時に目を覚ましたら、そこから本気で計画を立てます。
問題は、チャドに行く日をいつにするのか。
54ヶ国制覇を急ぐなら明日にでも向かうのも一つの手ですが、そうすると今後の予定の関係でチャド滞在が短くなってしまうんです。
一方、早く行きたいという思いもありまして。
さぁ、どうする!?
じっくり悩んだ結果・・・

もう少しエジプトを旅すること決めました〜!!
何事も、急がば回れ。
せっかく入国したのでもう少しこの国を楽しみたいと思います。
いやー、モヤモヤが晴れてスッキリです。

エジプトの長距離交通手段

では、そうとなったらどこへ行こうか!?
エジプト出国までの今後5日間の予定を急いで考えます。
見所満載の観光大国エジプトなので、行きたいところがまだまだたくさんありまして。
国内に点在する数々の観光地を5日で回るのは、移動を考えると流石(さすが)に難しい・・・と思っていたところで宿のスタッフさんがステキな情報を教えてくれました。

「Go Busがイイですよ!」

①鉄道

交通インフラがものすごく整っているエジプト。
首都カイロからナイル川に沿って走る鉄道に乗れば南部の世界遺産へ簡単にアクセスすることができます。
1日に数本しかないので、乗車を希望する場合は早めのチケット購入が必須です。
オンラインでは購入ができないので、カイロのRamses駅に行って直接チケットを買う必要があります。
ネットでは賛否両論イロイロあるエジプトの列車移動ですが、個人的には比較的キレイな車両でシートの座り心地も良かったなという印象です。
なにより異国の地での列車の旅にはロマンがあります!

②乗合タクシー

移動手段に安さを求めるなら乗り合いタクシーの出番です。
首都カイロの駅の近くに乗り場があるので、ソレっぽい人に行きたい場所を伝えるとお目当てのタクシーまで案内してくれます。
座席は少し狭いですが、これぞアフリカ旅という感じのローカルの雰囲気を楽しめる乗り合いタクシー。
ただ、満席にならないと出発しないので、時間が限られている中での利用にはリスクが伴(ともな)います。
なのでどうしたものかと思っていたところに現れたのが第三の刺客です。

③高速バス「Go Bus」

1日に何本も運行していて、時間になれば即出発。
オンラインでのチケット予約も可能で、しかもお値段もそこまでお高くない。
そんな移動手段があったらイイのに〜という願いを叶えてくれるのがエジプト最強の移動手段「Go Bus」です!!

まず何より感動なのがその本数。
区間によりますが、1日10便以上は運行していて、早朝から深夜まで出発時間が幅広いのがありがたいポイントです。
日中は観光をして、夜の内に次の街へ移動。
コレができると短い滞在日数でもいろんな場所に訪れることができるので非常に助かります。

そして、Go Busはホームページからオンラインで簡単に予約ができます。※専用アプリも有
つまり、日本にいる間にエジプト滞在中に必要な移動手段をほとんど確保することができるというわけです。
ちなみに、スマホ予約で座席を選択する際は画面を横向きにしないとバスの全体が表示されないので気を付けて下さい。
アブシンベル神殿の玄関口であるアスワン行きのGo Busは2026年1月現在も運行していません。

こんなに便利なGo Bus。
となると気になるのがそのお値段ですよね。
もちろん距離によりますが、これが安いと1000円以下、高くても2000円ちょいで乗れてしまいます。
はい、もう文句のつけようがありません。

ということで、5日間で行きたい場所をリストアップして、ちょうどイイ時間のGo Busを宿のWi-Fiを使って全て予約。
出国の日の朝に首都カイロに戻ってくるという盛りだくさんのプランが完成しました!
こんなに予定を詰め込めるのも全てはGo Busのおかげです。
エジプトを満喫するための準備が整ったところで、宿をチェックアウト。
いざ、エジプトを楽しみ尽(つ)くす旅がスタートです。
(写真はエジプトに来たその日に食べにいった国民食コシャリ)

とその前に、今回お世話になった宿を改めて紹介させていただきます。
首都カイロの思いっきり中心地に位置するビルの4階にあるRhala Hostel Egypt
2023年11月にオープンしたばかりの新しい宿です。
1泊6ドルのドミトリーは各ベッドにカーテンが付いているのでプライベート空間を守れるのが◎。
Wi-Fiはバッチリでクーラーもガンガンに効いて、そしてやっぱり個人的に一番嬉しかったのはベッドのフカフカさ。
美味しい朝食もついてこのお値段はお得すぎます。

さらに、とっても親切でフレンドリーなオーナーのアナスさん。※真ん中に写っている方
驚くほど流暢(りゅうちょう)な日本語をしゃべるので最初はビックリします。
滞在中、何か困ったことがあれば助けてくれる心強い味方です。
そんな彼に依頼をするとツアーも行ってくれるそうで、シーズン毎にお得なツアーをイロイロ用意しているとのこと。
2024年7月現在、ピラミッドツアーが20ドルだそうで、確かにこれは魅力的なお値段です。
アットホームな宿のおかげで最高のアフリカ旅のスタートを切ることができました!
アナスさん、ありがとう!!
また必ず来ます。

カフェ「Oldish」

バスの出発まで時間があったので、やって来たのはカフェOldish
出発時刻が決まっているバスでの移動を選択すると、こんな幸せもおまけでついてくるのです。

オシャレな外観にテンションが上がって中に入ると、これまたステキな空間が広がっていまして。

ちょっとコーヒーを一杯だけと思っていたのに、モーニングセットがあまりに魅力的だったのでつい頼んでしまいました。
エジプトでは朝の定義がだいぶ遅くまでのようで、このとき時刻は午前11時過ぎ。
なのでちょっと早めのお昼ご飯です。
飲み物はコーヒーではなくティーをチョイス。
北アフリカに来るとなんだかティーの気分になるから不思議です。

Go Bus乗り場 @首都カイロ

しっかり腹ごしらえをしたところで、居心地の良すぎるカフェに別れを告げていざ外へ。
今日もまぁ〜暑いのでバックパックを背負って歩くとすぐに汗をかきますが、Go Bus乗り場はすぐそこなので少しの辛抱(しんぼう)です。
首都カイロのGo Bus乗り場の目印はナイル川沿いにそびえるヒルトンホテル。
エジプト考古学博物館を横に見ながら向かっていくと

ホテルの目の前に止まる黄色いバスを発見!
これがGo Busです。
車両タイプにもいろいろあり、いわゆるバスタイプはこんな感じですが、GoMiniという種類を選ぶと白いワゴン車になります。

Go Bus側から集合時間については特に言及されていませんが、15分ぐらい前に来ておけば十分です。
早く来すぎた私は高架下の青空カフェで地元の方々といっしょにまたまたティーを一杯。
スタッフさんに声をかけておくとバスが来たら教えてくれます。

出発の10分前にバスが到着したら、スマホの予約画面を見せて乗車です。
その前に荷物を預けるのですが、ここでチップ20ポンドを要求されました。
こちらを甘く見ているのか、それとも恒例(こうれい)なのか。
他の乗客の方の様子を見るとチップを渡していたのでここは大人しく払うことに。
まぁ荷物を丁寧に積んでいただけるなら良いでしょう。


あとでわかったことですが、荷物を預ける際はどこの乗り場でも20ポンド程度の支払いが求められます。
これはGo Busの暗黙のルールのようです。
支払い義務はありませんが預け荷物のことで不安になりたくない場合は払っておいた方がいいかもしれません。


バスに乗り込むとまずは座席番号が目の前の画面に表示されているというシステムに感動したのですが、そんなのは序の口でした。
なんとこのタッチパネルが飛行機と同様のサービス内容で、映画や音楽の視聴ができるんです。
しかもその数がすごくて、それなりの最新映画もラインナップされているから驚き!
こんなバスはアフリカの他の国では見たことがありません。

予定時間通りに出発したGo Busはカイロから北西方面へと進みます。
相変わらず道路コンディションは良すぎまして、快適すぎるバスの旅。

昨日に引き続き今日もバスの車窓からピラミッドが見えてなんだかお得な気分になりました。

カイロを離れるとたくさん目にするようになったのはブドウ畑。
そういえばカイロ市内でもブドウを売る屋台をちょくちょく見かけました。

窓の外を見ていた方が楽しいので結局映画を見ることもなく、3時間ほどの移動はあっという間に終わってしまい目的地に無事到着です。

やって来たのはこれまで訪れてきたエジプトの都市とはまた雰囲気が全然違う街!
エジプト第二の都市「アレクサンドリア」です。

通りの奥に見える海にテンションが上がりますが、この街の観光は明日の楽しみにとっておきたいと思います。

DAY405へ続く

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