モーリシャスを旅する⑧ 絶景の世界遺産「ル・モーン」へ行こう!Part5 〜おすすめレストランとビーチへのアクセス方法〜

2022年8月19日、天気晴れ。

DAY326の続き

モーリシャスを旅する

極寒のドルフィンツアーを終えて時刻は朝8時。正直今すぐ宿の部屋に戻って温かいシャワーが浴びたいところではありますが、今日はモーリシャス出国前日!濡(ぬ)れた水着のまま向かうのはGrande Rivière Noireというル・モーン半島から15kmほど北に行ったところにあるエリアです。

やって来たのはいかにもという感じの医療クリニック。 コロナ前はこんな施設にお世話になることは一切なかったわけですが、もうすっかり旅になくてはならない存在となりました。毎度おなじみの日本入国に必要なPCR検査を受けます!


日本帰国のために必要な書類&手続き ※2022年8月版

ここで非常に重要なお知らせです。ブログの時間軸は2022年の8月ですが、この記事を書いている現在は新しい年も明けまして2023年。新婚旅行の余韻(よいん)に浸りながらゆっくり執筆をしていたら、いつの間にかこんなに時間が経ってしまいました。そしてなんとこの半年間で日本入国の水際対策が激変!なのでこれから書く内容は既に何の役にも立ちません。が、だからこそ残しておきたいコロナ時代の旅の記録。『こんな時代もあったのね』という歴史の遺物になればと思いながら書き進めていきます。※最新の日本入国手続きに関しては後日お伝えします!!


今回の日本帰国に際して適応される水際対策は前回2022年6月時点のものと変わりありません。直近14日間の渡航先の国によって待機期間の有無などの措置が異なります。現在いるモーリシャスはまさかの黄区分!旅中この国でコロナが流行している気配は全く感じませんが、ルールなので仕方ありません。ただ、今回は黄区分でも全く問題なし。前回は空港到着時の検査&自宅待機期間がありましたが、ワクチンを3回接種したのでもうそれらは完全免除!これは非常に有難い~!!しかし、それでも日本帰国には出国72時間前のPCR検査の陰性証明書だけは絶対に必要になります(どこの国から帰ってくる場合でも)。

ということで、いざ検査。もし陽性だったら・・・なんてことは考えない!これが大切です。必要書類を記入して、パスポートといっしょに提出。1900ルピー(約6000円)を支払って、あとは鼻をグリグリするだけなのですが、これが久しぶりに痛みを感じる丁寧な採取でして。さすがしっかりした国モーリシャス。

明日の朝までに届くと言われた検査結果は5時間後にメールで到着しました。二人とも陰性でこれにて一安心!アプリMySOSで手続きを済ませて、最後にワクチン接種証明書とPCR検査の陰性証明書のデータを登録したら帰国準備は全て完了です!※長らくお世話になったMySOSですが最新の日本帰国の手続きでは使用することはありません。さらにワクチンを3回接種していれば帰国時のPCR検査も不要!2023年、コロナ前とほとんど変わらない海外旅行ができるようになっています!!


早朝からの行動開始でさすがに疲れたので宿に戻って一眠りしまして、お昼を過ぎたところで最後の海納めへ。つい数時間前に冷たい海にココロもカラダもやられたわけですが、それでもまた見たいと思うからまぁ面白いものです。美しい海を目の前にすると懲(こ)りるということを忘れます。

ビーチへのアクセス方法①

ただ、ここでもう一度ル・モーンの海に関する基本情報をおさらいです。半島西部に縦に伸びる美しいル・モーンのビーチですが、ココには高級ホテルが並ぶため一般の旅行者はパブリックビーチに指定されているポイントからしか海岸にアクセスすることができません。手頃な価格で泊まれる宿が集まるル・モーン山の麓(ふもと)からは歩くと20分ちょいかかります。そこで!今回お世話になっている宿のオーナーさんが裏技を教えてくれました。

このエリアの玄関口に位置する、つまり一番高級な5つ星ホテルParadis Beachcomber、通称パラダイスホテル。ここから中のビーチに入れてくれる!とのことで、早速ゲート前にやって来たわけですが…入り口前から伝わってくる圧倒的リゾートホテル感。これはちょっと敷居(しきい)が高すぎやしないか!?と思うわけですが、何事も試すことが大切です。白いシャツをビシッと着て、ニッコリ笑顔でゲートにいる警備の方にご挨拶。中に入りたいのですがよろしいでしょうか〜とお伺(うかが)いを立てると

「宿泊客でない場合は入れないんだ。もしくはレストランの予約があれば中に入ることができるけど。」
少し粘ったら入れたかもしれませんが、ここは潔(いさぎよ)く退散。やはり基本的にホテルの宿泊者でなければ敷地内にはは入れないようです。当然と言えば当然ですがね。警備の方の気分次第では中に入れてくれることもあるそうなのでチェレンジする価値はありです!

ちなみにビーチ沿いにある高級ホテル内のレストランは完全予約制か、もしくは利用できるのは宿泊者のみの2パターンがあります。美しい海を眺めながらの最高のシチュエ-ションでの飲食を楽しみたいところですが、お値段はもちろんリゾート級。いつかオールインクルーシブのホテルでこのル・モーンを満喫(まんきつ)したいものです。さて、ではどこでご飯を食べようか〜となった到着初日。ル・モーンの玄関口、パラダイスホテルの向かいにある小さな商業施設にここら辺で唯一(ゆいいつ)のレストランWapalapamがありました。

レストラン「Wapalapam」

とにかく雰囲気がとっても良いこのレストラン!海の家のような開放感があり、気を張らずにリラックスできる店内は居心地◎。さらに店員さんがみなさんとてもフレンドリーで。これは料理も楽しみだぞ~!と待っていると

出てきた瞬間その見た目に心を奪われた一皿。お店自慢のシーフードも食べたいけれど、お肉もね!ということで注文した欲張りな組み合わせのグリルプレートですが、これがとんでもなかった!!完璧な火入れで調理された身がプリップリのエビに感激したところで、追い打ちをかけてくる口いっぱいに広がる柔らかいお肉のジューシーなうまみ。もう美味しすぎてなんだこれは!?と驚きが止らず。さらにこれだけではないんです。うしろに見えるフライドライスがとんでもない絶品でして。一口食べる度に思わずウマイと声に出てしまうチャーハンに食べる手が止ることはありませんでした。

ル・モーンエリアにはココ以外に飲食ができる場所がないため、本日のお昼もコチラでいただくことに。本当に何を食べても美味しいモーリシャスの主要都市にいくつか店舗を構えるWapalapam。料理の味付けに醤油を使ったり、薬味にワサビを添えたりするなど、アジアの食文化も取り入れつつ、南の島国ならではの独自のアレンジで感動の食を提供してくれる人気のレストランです。そのため確実に来店したい場合は予約が必須!モーリシャスに来たら是非足を運んでみてください。

ビーチへのアクセス方法②

お腹を満たしたところで、いざビーチへ。この滞在中何度も往復した一本道。フェンスの向こう側はパラダイスホテルが所有する広大なゴルフコースになります。それを横目に真っ直ぐ歩くこと20分ほど。なんだかんだで距離はありますが、

その先にこのキレイな海が待つと思えば歩くのは苦ではありません。何度見ても感動が止まらないモーリシャスの海。ル・モーンは公共のビーチでも人の数が少ないなので、のんびり静かに海を楽しむことができます。

そして海岸に一度足を踏み入れるとそこからはもうどこに行ってもOK!ル・モーンのビーチを自由に巡ることができます。つまり最高級リゾートホテルの目の前の海だって満喫できちゃうんです!!だったらゲートから入れてくれればいいのに〜と思ってしまうわけですが、そこはちゃんと線引きすることで5つ星ホテルとしての格式を保っているのだなと。宿泊者でなくてもビーチに入れてくれるだけで感謝しないといけません。

相変わらず水温は冷たいので思いっきり海水浴を楽しむとまではいきませんでしたが、旅の最後にモーリシャスの海を満喫。ルモーンの海は遠浅で波も少ないので安心して泳ぐことができます。美しく青きインド洋。

今朝、イルカを見に行くボートの上で寒さに震(ふる)えながら迎えた日の出。その太陽がまた海へと沈んでいきます。最高級ホテルのビーチで眺めるサンセット。アフリカ新婚旅行最後の夕日を目に焼きつけました。

いよいよ旅が終わるんだなぁと思うと少し寂(さみ)しい気もしますが、毎日全力で動き続けた二週間。数え切れないくらいの驚きと興奮、そして絶景と絶叫がありまして、これでもかというくらいにアフリカの島国2ヶ国を楽しむことができました。なのでもう大満足!もちろんまだまだ行ってみたい場所ややってみたいことはありますが、食事も旅も腹八分目がベストです。旅の続きはまたいつかにとっておきたいと思います。

最後に気になる帰り道。行きは通れなかった高級ホテルのゲートですが、ホテル側から外に出る分には全く問題無し。警備の方に何か聞かれたりするようなことも一切なく、ゲートを通過してルモーンエリアの入り口に帰ってくることができました。そして目の前にはレストランWapalapam!またまた美味しい料理でモーリシャスで過ごす最後の夜を楽しませていただきました。

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