アフリカ32ヶ国目「スーダン」入国!〜大使館でのビザ取得方法とケニア航空の注意点〜

2022年4月28日、天気雨のち晴れ。

アフリカ32ヶ国目「スーダン」へ

深夜0時。ウガンダのエンテベ国際空港に到着すると一気に緊張感が高まりました。正直治安の心配がほぼゼロに近いくらいリラックスして過ごしたウガンダでの10日間。首都でもこんなに心許せる国というのは珍しいです。その解(ほぐ)れた心を今一度引き締め直さないとという意識にさせられるのが空港という場所なのかもしれません。さぁ、いざ中へ。アフリカ32ヶ国目「スーダン」への移動が始まります。

ウガンダ出国

空港でまず確認されるのはパスポートとPCR検査の陰性証明書。昨日受け取ったメールに添付されていたPDFファイルはマーケットの中で見つけたお店で印刷済みです。プリンターがあるお店ならどんな場所でも大抵やってくれます。それに加えて、ここでチェックされるのがイエローカード(黄熱病予防接種証明書)!行き先に関係なく全ての渡航者に提示が求められます。入国時に確認されることはよくありますが、出国時は珍しいです。

ケニア航空の注意点

この3点セットのチェックが二度も行われるものすごい徹底ぶりのエンテベ国際空港。何も悪いことをしていないはずなのに、思わず不安になってきます。が、大丈夫!スーダンに行くために必要なものは全て揃(そろ)っています!自信を持って搭乗手続きへと進みます。

「次はどこの国に行く?リターンチケットは?」

私は基本的に旅をしながら次に行く国を考えていくので、まだスーダンの次の国は未定。なので当然帰りの航空券は持っていません。しかし、なんと搭乗のためにはリターンチケットが必要だというのです。これまで空路で移動をしてきてこのような指示を受けるのは初めて。これが今回お世話になるケニア航空のルールなのか、はたまたスーダンのルールなのかはいまいちハッキリせず。ただ、無いと搭乗できないと言われたらもうその場で予約するしかありません。とりあえず一番安く手に入りそうな近隣国への航空券を予約してここはなんとかパス。あとで予約キャンセルをするためにもこういう時は格安航空券サイトは経由しません。直接航空会社のサイトから予約です。

まさかのチェックインでいきなり出鼻をくじかれ、さらに不安が募(つの)ります。これから行くスーダンという国が特別なのだろうか…。こうなったら行って確認するしかありません。不安のもう半分は常に期待です!

スーダン

スーダン共和国、通称スーダンは、北東アフリカに位置する国家である。首都はハルツーム。北がエジプト、西北がリビア、西にチャドと中央アフリカ、南に南スーダン、南東をエチオピア、東はエリトリアと国境を接している。また、東側は紅海に面しており、その対岸側にはサウジアラビアがある。

アルジェリア、コンゴ民主共和国に次いでアフリカ大陸で3位の面積を有する。2011年7月に南スーダン共和国が分離独立する前は、面積2,505,813㎢とアフリカ大陸最大の国土を有していた。

Wikipediaより】

これまでの旅の疲れが一気に出たのか、飛行機に搭乗したらそのまま睡魔(すいま)に襲われ離陸も着陸も気づいたら終わっていた状態の1時間のフライトでまずやってきたのは隣国「ケニア」です。

ケニア乗り継ぎ時の注意点

さぁ、ここでも初めての経験が待っていました。飛行機を降りて空港内に入ると警備の方たちによる検問が。確認されるのはPCR検査の陰性証明書、ではなく!なんとコロナワクチンの接種証明書の提示を求められました。まさかの要求に一瞬焦(あせ)りますが、スマホの接種証明書アプリの画面を見せたらOKをいただきホッと一安心。次からは念のためにワクチン接種証明書も紙で持っておこうと思います。

ケニアでの2時間のトランジットを経て再度飛行機に搭乗。これに乗ってさえしまえばもうスーダンに到着することは確定です。日が昇りあたりが明るくなった午前8時。飛行機はケニアを出発しました。

ではここで、今回の移動中にもスタッフさんに何度も所持が確認されるスーダンビザについて書いておきたいと思います。

スーダンビザの申請

今回は在ウガンダスーダン大使館でビザを取得しました。まず先に必要なものをリストアップすると

  1. ビザ申請書(大使館でもらえます)
  2. スーダンまでの航空券(行きのみでOK)
  3. ホテルの予約確認書
  4. 銀行残高がわかる書類(日本語でもOK)
  5. パスポートサイズの証明写真2枚
  6. イエローカード
  7. 50USドル

の7点になります。実は今回の日本出発前に日本の東京都目黒区にある在日本スーダン大使館にも伺わせていただき、事前のビザ取得を試みました。指定された必要書類はほぼ同じです。が、そこで困ったことが一つ発生しました。③のホテルの予約に関してです。(日本では④の代わりに「旅程表」の提出が求められました。費用は6000円です。)

ホテルの予約方法

いつも宿予約で利用しているBooking.com。こちらの目的地を「スーダン」にして検索をかけます。すると

『該当ホテルなし』

と出てくるんです。念のため日にちを変えてもう一度検索しても結果は同じ。ホテルが一軒もヒットしないんです!

Hotels.comなどの他の宿予約サイトで試してみても出てこないスーダンの宿情報。こうなってくると高級ホテルの予約をホームページから取るという最後の手段が上がってきますが、これが1泊軽く1万を越えるのでさすがに厳しいなと。結局日本では解決策が見つからず、ウガンダの大使館頼みだったわけですが、なんとここでも同じものを要求されまして。…いや~、どうする??

となった時に閃(ひらめ)いたんです。やはり窮地(きゅうち)に立たされると自分の持てる知識をフル活用しようと脳が働くのかもしれません。まだやっていないこと1つ!前回の日本帰国時に大阪での2週間待機生活を送るための部屋を予約したAirbnb(部屋を貸したい人〈ホスト〉と部屋を借りたい人〈ゲスト〉をつなぐWebサービス)という手段が残っていました。

さっそく行き先をスーダンにして検索すると…出てきた~!!なんと80件くらい出てきてなんじゃこりゃ状態です。1泊1000円代の宿もありこれはありがたや!ということで予約をしましてこれで必要なものは全て揃(そろ)いました。※Airbnbのビザ申請用の予約確認書の記載内容は非常にシンプルすぎて突っ込まれ要素が多いです。宿予約完了後にホストの方とメッセージのやり取りを行い

  • ホストの方の名前
  • 電話番号
  • 正確な宿の住所

を確認しておきます。

在ウガンダスーダン大使館の目の前の銀行から50USドルを振り込めば申請手続き完了。2日後に大使館に行くと受け取ることができます!

少し面倒なスーダンビザの取得でしたが、その分また一つ思い出ができました。苦労してて手に入れたものの価値はプライスレス!ケニア出発から3時間ほど経過すると、いよいよ窓の外には茶色い大地が広がります。久しぶりに訪れる砂漠の国。ですがうっすらと緑の田んぼのようなものも確認できました。水がある証拠ですね。

着陸3分前になるとついに街が見えてきました。ブワーっと広がる建物の様子に少し安心したのは、以前同じ砂漠の国ニジェールの首都の様子を見ていたから。これがスーダンの首都ハルツームです。

そして午前11時半。飛行機は無事にハルツーム国際空港に到着しました!機内から出た第一印象は、暑い~!!久しぶりのこの暑さの感じは砂漠地帯特有のやつです。アフリカは暑い大陸ではありますが、ウガンダのソレとは全く種類が異なります。一言で「暑い」と言っても暑さが伝わらないと思うので、本ブログでは「暑い」というワードがたくさん出てくるとそれだけ「暑い」ということだとご理解ください。到着時点ですでに暑いが連発する国スーダン。さぁ、気持ちを引き締めて入国審査です。

スーダン入国

空港内に入るとパスポートとPCR検査の陰性証明書のチェックがあります。それをパスするとものすごく広い入国審査エリア出てきまして、列に並んで順番待ち。自分の番になったらいよいよです。ウガンダ出発の際にわざわざ予約させられた飛行機のことについて聞かれるかもしれない。宿泊先について聞かれて「Airbnbではダメです!」と言われるかもしれない。ざわざわ…。

「あなたのパスポート、2つ分だと思ったけど1つなんですね!」

そこか~。日本でページを増補した私の厚いパスポートに興味を持った審査官の方でした。入国スタンプをドンと押していただき、無事スーダン入国!すぐに先ほど仮予約した航空券をキャンセルしました。ケニア航空側の念には念をの規則だったようです。

たくさん不安にさせていただいたおかげで、入国できただけでものすごい達成感があるわけですが、旅はここからスタートです。さっそく空港でSIMカードを購入したり、お金を換金したりとイロイロあったのですが、それはまた明日以降に書きたいと思います。

そんな旅の準備を空港内でしていると、Airbnbのホストの方からメッセージが届きました。(ハルツーム国際空港はWi-Fiが使えます)

I am at the airport.

なんと空港に迎えに来てくれていたホストのケラさん。ここに来るまでもメッセージのやり取りでたくさん助けてもらいましたが、スーダン滞在中もどうやらお世話になることができそうでものすごく心強いです!シュクラン、ケラさん!!

ということで、アフリカ32ヶ国目「スーダン」の旅がいよいよ始まります。が、もうわかったことは現在夏のど真ん中のスーダンはとにかく暑いです。久しぶりの夜でもエアコンを入れておかないと厳しい暑さ。さらに、実は現在ラマダン中のイスラム教。もう終わったと思っていたのですが、あと3日間続くそうです。日中の飲食の禁止。暑さと断食という危険な組み合わせの中で、今回は無理をしないでゆっくり旅をしようと決意したのでした。…たぶん!

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