ナミビアを旅する㉛ 首都「ウィントフック」Part6 〜旅のお役立ち情報 -PCR検査/バックパッカー宿/SIMカード- 〜

2021年6月20日、天気晴れ。

ナミビアの歩き方

朝7時だとまだ少し暗いナミビアの首都ウィントフック。ですが今日はいつもより早めに起きて宿で朝食をいただきます。健康管理がこれまで以上に大事になったコロナ禍のアフリカ旅。しっかり食べてエネルギーを蓄えます。最近はパンはブラウンを選んだり、砂糖を控えて果物を食べたりなどさらに健康意識を高めているところです。いくつになっても旅ができるカラダのために!

さぁ、いよいよナミビア出国が明日に迫った本日。早く起きたのはPCR検査を受けるためです。なので実は朝から心なしか緊張しています。もちろん個人的感覚としてはもう元気ハツラツ!!この1ヶ月のナミビア滞在中はあまりに体調が良すぎてまさに健康そのものだなと思ってはいるのですが、やはり検査となるとドキドキするものです。

PCR検査

ということでやってきたのはウィントフックウェスト地区にあるWest Care Medical Center。土日も営業していて、朝10時までに検査を受ければ当日の夜には結果を受け取ることができます。時刻は朝9時!2回にあるオフィスに入ると

検査担当の方が別室に案内してくれて、まずは必要書類を記入をします。必要な持ち物は『パスポート』!特に難しい内容ではないのでサラッと書き上げるといよいよ検査です。日本出国の際は唾液(だえき)検査でしたが、今回は自身初めての鼻腔(びくう)検査!痛いのが大の苦手な私にとってはなかなかの試練です。が、もうわがままは言ってられないのでマスクを外して上を向いて…

「口を開けて下さい。」

慣れた手つきで綿棒を鼻に入れる担当医の方。もちろん軽い痛みは感じましたがそこまでの激痛ではなく、検査もあっという間に終了!軽く涙ぐみましたが終わってホッと一安心です。

料金は995ナミビアドル(約7600円)。検査と証明書発行の費用が含まれています。私より早く検査している方が2名ほどいたようでしたが、検査中は私以外誰もいませんでした。かかった時間はわずか20分ほどで、非常にしっかりとした対応に好印象がもてるクリニック!検査結果はメールで受け取れます。念のために紙媒体で持っておきたいと伝えると、夕方6時に来てくださいとのことでした。あとは結果を待つのみです!

といっても宿でジッと待っているわけではありません。ナミビアで過ごす最後の1日を満喫します。まずはやはり美味しいコーヒーが飲みたかったのでナミビアと言えばのコーヒーショップSlowtown(グローブモール店)へ。カフェ文化がある国はアフリカの中でもそう多くはありません。コーヒーを飲みながらのんびり過ごす貴重な時間。※ただグローブモール店のアメリカーノは正直あまり美味しくなかったです。


では、今回で最後になる首都ウィントフック情報!オススメバックパッカー宿とSIMカードの取得方法をご紹介します。

カメレオンバックパッカーズ

PCR検査に余裕を持ってのぞみたかったこととロックダウンが重なり、今回のナミビア旅のラストは首都に6日間滞在することとなりました。さぁどこの宿にしようか。先日利用した首都でおそらく一番安い宿Kate’s Nest Guesthouseも候補になりましたが、首都の中心からかなり離れたところにあるのが難点。そこで浮上したのがこのウィントフックの街で一番有名なバックパッカー宿。その名も「カメレオンバックパッカーズ」です。

しかしこの超有名な宿に私は泊まったことが一度もなかったんです。その理由は青年海外協力隊時代。安全第一の活動のために、治安に関する注意はとにかくたくさん受けるのが協力隊です。その中に出てきた名前の一つがカメレオンバックパッカーズ。以前この宿を利用した旅行者が宿の前で強盗の被害にあったことがあるなど、とにかく良い噂(うわさ)を聞かない宿として紹介されました。この話をしっかりと守った結果、私はこの有名な宿に近づくことすらしませんでした。

あれから4年。まだその教えははっきりと脳裏に焼きついていました。が、これまでのアフリカ旅で『百聞は一見しかず』ということの大切さを学んだ私です。人から聞いたことを守ることももちろん大事ですが、今でも宿検索サイトなどで調べると必ず上位に出てくるこの宿。危険なだけのはずがないんです!ということで今回はこちらの宿にお世話になることにしました。

結論、メッチャ最高すぎる宿でした!!

安全上外からは全く内部の様子が見えないのでわかりませんでしたが、中に入るとそこには開放的でオシャレな空間が広がっていました。ザ・バックパッカー宿という感じの雰囲気がもうたまりません!

スタッフさんもすごく親切!宿泊者一人一人を大切にする丁寧な対応には驚かされました。

さらに今回はドミトリー(複数人で泊まる安い部屋)で予約をしていたのですが、与えられたのは一人部屋!もちろん料金はドミトリー価格の完全なサービスです。現在はコロナ対策でできるだけ旅行者を別々の部屋に宿泊させているとのこと。すごい!さすがウィントフックNo.1の宿です。

Wi-Fiも使えて、朝食もつき、何より居心地が良すぎるカメレオンバックパッカーズ(Chameleon Backpackers)。当初は2泊だけの予定でしたが、ココを超える安宿はないと判断して結局6日間全てこちらにお世話になることに決めたのでした。やはり何事も自分の目で確かめることは大切ですね。

ただ、治安に気をつけることもあながち間違ってはいません。この宿の道路を挟んだ向かいのエリアには常に浮浪者の姿がありました。なので、宿の出入りをする際には必ず周囲のチェックを忘れずに!

SIMカード (mtc)

続いては私がナミビア滞在初日に購入したSIMカードについてお伝えします。ナミビアの通信を一手に引き受けるのは「mtc」という会社です。首都の三大ショッピングモールや主要な地区に行けばmtcの支店があります。

SIMカードの購入はこのmtcのお店に行って「買いたいです!」と伝えればもうそれだけでOK。パスポートも必要なく、なんと50円ほどで買えてしまいます。これには改めてビックリです。

mtcは一週間のデータプランを多数揃えていて、好きなものを選んで登録するというのが主流の方法になります。こちらは建物がとてもかわいいmtc(オラニエムンド店)です。


朝早くに行動開始した本日はいつもより一日が長くてラッキー!やはり”早起きは三文の徳”です。今日も相変わらずの良い天気ということで、出国前に最後の洗濯をしたあとはやっぱりこれを飲まずにナミビアを経つことはできません!この旅中ほぼ毎日飲んだオシカンデラ!!今日も選ぶのはやっぱりプレーン味です。洗濯物の一仕事を終えたあとだとさらに美味しく感じるナミビアNo.1ヨーグルト。明日も出国前に必ず飲みたいと思います。

そしてやっぱりナミビア最後の食事はここしかない!ということでやってきたのは滞在2日目にも訪れたウィントフックでお肉を食べるならココ!レストラン「Stellenbosch」です。ナミビアなら正直どの町でも食べることができるビーフステーキ。しかし、この旅中私は他のレストランではビーフステーキは食べていません。全てはこの日のためにとっておきました。

ナミビア旅の最初と最後はステレンボッシュ!1ヶ月安全無事に旅ができたことに感謝しながら本日も最高の一皿をいただきました。もちろん注文はフィレステーキをミディアムレアで。

そんなこんなで『食』で埋め尽くされるナミビア最後の1日。よくよく考えるとアフリカでここまで食のバリエーションが豊かな国もなかなか珍しい気がします。お土産を買うでもなく、美味しいものでお腹を満たす最終日。そして気がつけば日もだいぶ傾いてきました。そろそろPCR検査の結果が出る頃だということで再びメディカルセンターにやってきました。まぁ大丈夫だろうとは思っていますが、最後まで何があるかはわかりません。入り口に書いてある番号に電話してスタッフさんを呼び、名前を伝えます。

結果はNEGATIVE。よし!ずっと心の中にあった一抹(いちまつ)の不安も消えて、これで晴れてアフリカ28ヶ国目に渡航ができるぞ!!と喜ぶ自分が半分。…これでついにナミビア旅が本当に終わりを迎えるんだなぁ〜と寂しくなるもう半分の自分がいます。

が、本当に充実した1ヶ月に渡るナミビア旅でした。正直やり残したことはほとんどありません。スワコプムントでもっと生ガキが食べたかったな~くらいです。ここでも出てくる食の未練!お昼過ぎに洗濯した衣類がもう乾き、早速明日の出国に向けて荷造り開始です。

そして最後はやっぱりこれで締めます!夜風に当たりながらナミビアのビールを飲んで旅の思い出に浸る最終夜。…まぁ寒いので少ししたら部屋に戻りますが、最後なのでこの雰囲気を楽しみたいと思います。

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